窓をしっかりと閉めているのに騒音が入ってくる、車や電車の音がうるさいといった問題を抱えている人は多いです。専門の業者に依頼して、窓の騒音対策について相談すれば解決することもありますが、全ての音を遮断することができるというわけではありません。窓を閉めていても騒音が入ってくることには理由があります。ひとつには空気伝播音が挙げられるでしょう。
空気伝播音とは、空気を伝わって届く音のことを言います。騒音は音源から遠のくほどに小さくなるものですが、ガラスの厚さやサッシの隙間などからどうしても入り込んでしまうのです。外から伝わる空気伝播音を完全にシャットアウトしなければ、騒音対策にはなりません。自分でも簡単にできる騒音対策には、防音シートの設置があります。
防音シートには、騒音の原因となる空気伝播音を跳ね返す役割があるのです。ホームセンターなどで厚手のゴムでできている防音シートを探してみてください。それを窓のに設置いすることで、騒音を大幅に抑えることができるはずです。サッシの隙間からの音もれが気になるという場合は、防音シートをサッシにもかかるように設置していきます。
その際に隙間が目立つようならば、必ずテープなどで埋めておくことがポイントです。またカーテンは厚手であればあるほど、音を遮断する効果が期待できます。カーテンでしっかりと音を遮りたいならば、しっかりとした重さのある防音カーテンがおすすめです。